イリハム・マハムティ BLOG

ウイグル難民からの最新情報(3)

先ほど受け取った情報によりますと、金曜日午前10時頃に難民の一人の状況が悪化し、泡を吐いているのを看守が見つけ、イミグレーションの保健室へ運び、栄養剤を点滴で与えた後、およそ2時間後部屋に戻されたそうです。他の皆さんの体力もかなり落ちてしまっている状況です。金曜日からハンストに参加した難民の人数は31人になったとの報告を受けました。

彼らは長い間1日2食の合計15タイバツ(日本円でおよそ50円)の食事で生きており、彼らには栄養を補給することがほとんどできない状況です。その状況でハンストを行うということは、突然命を失うことを覚悟して行っているということです。6月4日(土曜日)午後、前日保健室で点滴を受けた方が、全身激しく震えるようになり、血を吐いたと伝えられました。日曜日現在もハンストは進行しています。31日ハンストを始めた6人は既に六日目になります。彼らはもう耐えられぬ限界が来ており、6人ともに意識を失っているということでした。心配で夜、何度も目覚めてしまいます。

タイ暫定政権首相プラユット・チャンオチャ氏は6月2日木曜日記者会見では、難民の皆さんが過去中国で刑事犯罪起こしてない限り、中国に送還することはない、第3国に渡す用意があると述べています。ここで私が心配するのは、難民の皆さんがハンストに突入した翌日、6月1日にイミグレーションの看守らがみんなのIDカードを取り上げ、未だ返却していません。そこで心配されるのは、彼らの情報を中国に伝え、中国が彼らの犯罪歴を捏造させ、彼らが犯罪者という理由で中国に強制送還される可能性は否定できません。一昨年難民の件でタイの外務省人権委員会の方らとお会いした際、『タイ政府としては難民を中国に送還することは絶対しない』と口約束はありましたが、結局は暫定軍事政権から去年7月9日未明『109人ウイグル人難民を中国から犯罪者であることが証明された』という理由で強制送還されてしまいました。不自然なことに難民の皆さんが捕まった際、彼らの身分を証明するものは何一つなかったので、彼らは自分の本当の名前をタイ政府に伝えておらず、自分たちの国籍を終始トルコと言いました。ですから、イミグレーションでは彼らをトルコ人として管理されています。こんな状況でタイ政府からみんなの写真を提供することがなかったら中国は彼らを調査できることないはずです。今回もまた、去年のことが再び起きないことは保証できません。難民の皆さんは今、非常に危険な状況に陥っています。